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ベイマックスをやっと観た、感想(ネタバレ含む)

先週末になにかと話題のベイマックスを観てきた。ディズニーの3Dアニメ映画はだいたい観てきているので、これも観ないとなとずっと思っていた。この映画のために(一部で)似ていると言われるMr.インクレディブルも観たので予習はばっちり。

ちなみに、この記事には多くのネタバレ要素を含んでいるため、これから観るという人は読まないほうがいいと思う。

観ているという前提で書くので、あらすじは書かない。
見終わった率直な感想としては、非常に惜しい作品。というか個人的にうーむと思った部分があった。全体的に素晴らしいんだけど、最後でぼやけちゃったという印象。

ストーリーについて

道中はとても良かった。最初から主人公が天才設定で爽快感があったし、お兄さんも優しいと思ったらこの人も天才じゃん!ていうか大学のみんな天才じゃん!この布陣が後で活躍するかと思うとワクワクした。
実際みんな活躍したし、頭がいいので自分で新しい方法を考えついて困難を乗り切るというのは結構好きだった。ご都合的な所はあるけど、そこはバトルモノなので問題ない。

バトルモノ(この言い方に違和感あるけど続ける)だからこそ、途中の感動シーンには心を打たれた。お兄さんのベイマックス製作時の映像、これは来た。
試行錯誤を繰り返しながら、本当に人のためになることを願って作っていたこと。弟のヒロに一番に見せたがっていたこと。「たくさんの人が救われる…!」と感慨深く話していて本当に良かったと思った。

そして最後の戦いの後に訪れる、ベイマックスとの別れ。ロケットパンチに自分のディスクを仕込むなんて…!粋なことしてくれるじゃないか。あの時別れ際に言っていた「あなたを助ける方法が一つだけあります」というセリフは、その時だけじゃなく、今後ずっと助けていくために言ったのかと思うと今でも熱くなる。

ロボットが出てくる作品はこういうところがいいよね。プログラムを越えた動きをしてくる時が彼らの輝く時。

そして最後

ディスクを入れ完全復活したベイマックスに乗って街を往くヒロ。「僕がヒーローになるなんて思ってもみなかった」「これでみんなを助けていく」と。

ん?…いやそうじゃないだろう。

いくらバトルモノとはいえお兄さんが何のためにベイマックスを作ったのかを蔑ろにしていないか。二人の共同作品ということで空をとぶケアロボットになるのはいいとして、やることはヒーローじゃない気がする。

「これでたくさんの人が救われる」と言っていたお兄さんが作ったものは、可愛くて抱きしめたくなる、そして心までケアできるケアロボットであり、アーマーを付けて空を飛んで悪者を倒すみたいな用途で言ってはいない。お兄さんのディスクは人格以外使われてないし。

大学のヒーローたちが揃ってドン!でエンディングを迎えるわけだけど、うーーむ。作品のタイトルであるベイマックスの生まれた意味が軽視されるとは。
世界観はとても綺麗だったし、道中ストーリーの完成度も高く、まわりの著名人の評価も高かったので、少し残念だったというお話。

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