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映画「FURY」観てきた

僕はいわゆる戦争モノというジャンルはそんなにこれまで観てきていないと思う。でもジャンルとしては好き。これも面白かった。

第二次世界大戦時代のアメリカ軍とナチスドイツの戦いが舞台背景となっている。戦争モノという映画にはしばしばあることなのだけど、主人公たちのチームにはだいたい凄腕が揃っていて、砲手も操縦手も凄腕で真っ向から戦ったら絶対負けないじゃん君たちみたいなのが敵を倒していく(、そしてそれが気持ちいい)という構図が見られがち。だが、この作品には全くそれがない。主人公たちは(リーダーは名のある人なのでちょっと強い設定だが、)無双していくわけではなく、運良く生き残ったり、たまたま助かったみたいな感じで進んでいく。

そういう不思議な感じで進んでいくと、仲間の安心感や、主人公たちの戦車FURY号のことも愛おしく思えてくる。酷い描写がところどころあるのもいい。
予備知識無しで観たので、最初はアクションバリバリの爽快な映画なのかな?と思っていたけど、途中から、特に最後の方はそのどうしようもない運命をただ眺めているというか、結局戦争ってのはこういうものだよみたいなのが(個人的には)伝わってきた。ブラッド・ピットを使って普通の戦争モノのように売りだしたのもうまかった。この落差がより伝わる構図になったと思う。フィクションとしての見せ場はちゃんとあります。

これを観て戦争ヒャッホウ!なんてならないと思う。今までと一味違って、いい映画でした。

ただストーリー上綺麗に終わったところでエンディングが始まったので、直ぐに席を立つ人が多く、そこが残念だった。明るくなって出ようとした頃には自分たちだけになっていた。やっぱみんなヒャッホウを求めてきてたのかなあ。でもグッジョブ。グッジョブデヴィッド・エアー監督。

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